つにに、日本国内からも新型インフルエンザの感染者が出ましたね。

 この新型インフルエンザ、感染力は強く、世界中で流行しているから、政府がやっている入国時の水際対策をすり抜けて国内にウイルスが入り込むことは覚悟はしていました。

 ただ、日本の国内感染の時期が比較的遅れた要因の一つは、感染の疑いのある者及びその半径2メートル以内の座席の人を10日間隔離するという対策ではないかと思う。外国の感染状況を観察し、対策を練るための時間稼ぎになったのであれば、これまでの政府の措置はそれなりに評価してよいと思う。

 国内から感染者が出るという状況になったものの、今のところ、新型インフルエンザの毒性は低いと考えられている。今後変異する可能性を指摘する声もあるが、今のところは予防接種が効かないだけで普通のインフルエンザと大差は無い。数日寝込めば済む程度のものだ。新型インフルエンザについて、特に強毒性に変異する可能性について私はよく理解していないが、今のところ私は楽観している。