1963年に三池炭鉱で大きな炭じん爆発事故があり、その被害者の家族と私が友人なので、最近いろいろと調べています。

この事故は死者458人、一酸化炭素中毒者839人という大きなものでした。

問題になったのは、一酸化炭素中毒。一酸化炭素を吸うと脳をやられ、後遺症が出ることが多いのですけど、当時の医学書の多くは一酸化炭素中毒で生存した人に後遺症が残ることは稀であると説明していました。後遺症のことを分かっている医者はごく一部だったようで、後遺症があってうまく働けなくてもそれが事故のせいだとはなかなか認めてもらえず、当時の労組が過激だったこともあり、ほとんど詐病扱いされてしまいました。


そんな事件があってもうすぐ50年が経つということで、11月10日に集会が行われます。
こちらが公式サイトです。