つぶや記

京都で大学生をやっている松岡智之です。 新聞記事に突っ込んだり、読んだ本の感想なんかを徒然なるままに執筆します。

中国

尖閣諸島に自衛隊を 竹島の二の舞にしないために

ここ最近の竹島問題を見ていて改めて感じた。韓国人はたとえ歴史的事実や論理的思考の援護がなくとも強烈な領土欲を維持することができ、日本が1954年に韓国に奪われた竹島を取り戻すことは不可能ではないにしても、相当の困難が待ち受けていることをだ。

日本が抱える領土問題は竹島だけではない。北方領土は敗戦時にソ連がドサクサに紛れて侵略して以来、未だにロシアが占拠しているし、尖閣諸島も付近に地下資源が眠っていることを知った中国・台湾が領有権を主張している。

すでに奪われた領土を取り戻すことは、簡単なことではない。まともな会話ができそうにない国を相手にして「対話」によって「平和的」に領土を取り戻すには、極めて高い外交手腕が必要となるが、残念ながら日本の政治家には期待できそうにない(麻生太郎が総理になれば少しは希望を持てるが)。軍事的手段に頼ろうにも、憲法9条と国内に入り込んだ反日勢力、そして、主権を守る気概を失った多数の国民が障害となるだろうし、第三国との摩擦を生むリスクもある。取られてすぐに取り返すならまだしも、侵略されて50年以上放置した島を取り戻すために武力を行使しては、国際社会からも国内世論からも「自衛戦争」だと認識されることは難しいだろう。そのような状況を作り出した政府、憲法、国民が残したツケは大きい。

しかし、まだ奪われていない尖閣諸島については、そのような心配は無い。もし日本が尖閣諸島を自衛隊に警備させても、国際社会からの反発はほとんどないだろう。中国ではまた反日デモが起きると予想されるが、そんなことは総理大臣が靖国神社に参拝したり、教科書検定をやったりするたびに起きている年中行事みたいなものだ。うっとうしいことには違いないが、そう心配することではないだろう。また、中国にとっては、無人島を侵略することよりも、自衛隊が守っている島を侵略する方が、軍事的にも国際世論の観点からもはるかに難しいだろう。

政府は奪われた領土を取り戻すために最大限の努力を続けるべきだが、それと同時に、侵略の危機にある領土を守るための手立ても必要だ。そのためには、まず、国家を守るための自衛隊を尖閣諸島防衛に就かせるべきである。そのためのハードルは高くはない。福田政権は支持率低迷で余裕が無いと言う人もいるかもしれないが、もし民主党がそれに反対するようなことがあれば、国民はそのような利敵行為を行う政党に投票することはないだろう。

チベットを忘れさせた四川大地震

 中国で発生した四川大地震。これにより、中国を取り巻く国際情勢はどう変わっただろうか。

 チベットでは今年3月から民族虐殺に対する暴動が発生し、世界中の世論がチベットに味方した。マスコミでも連日チベット関連のニュースを伝えていた。聖火護送リレーはチベット人虐殺反対の象徴だった。
 そこに5月12日の四川大地震である。マスコミは虐殺から地震へ完全にその報道対象を変えた。

 チベット人虐殺も四川大地震もどちらも惨事である。しかし、チベット人虐殺は中国共産党に全責任があるが、地震については誰も避けようが無い自然災害だ。日本などから救援チームを受け入れるなど、被災者救援については目だった不手際は今のところ報道されていない。ハリケーン被災地への海外支援を受け入れないミャンマー軍事政権とは対照的だ。役人の腐敗による建物の欠陥も、発展途上国ではよくあることであり、取り立てて中国政府を批判する材料にはならない。
 多くの人々は地震のことで頭が一杯になり、チベットのことを忘れているのではないだろうか。地震以来、マスコミはチベット関連の報道をほとんど行なっていない。

 数ヶ月前までの中国はチベット人虐殺が露呈し、そのイメージを大きく悪化させた。それに対し、地震後の中国は世界から同情を集めている。チベットのマイナスイメージが吹き飛び、被災地での感動秘話が報じられ、中国は地震後に大きく株を上げたかのように私には感じる。
 女優のシャロン・ストーンは「四川大地震はチベット弾圧の報い」と発言したが、現在の状況を見る限り、地震は報いどころか助け舟である。

 四川大地震も重大な出来事である。その犠牲者には追悼の念を示したい。しかし、100万人以上の犠牲者を出したチベット民族絶滅政策がそれより小さな問題であるはずがない。四川大地震という数週間前の重大事件がトップ記事になることは仕方が無いとしても、マスコミはチベットのことをもっと報じるべきである。そして、我々もチベットのことを忘れてはならない。

ガス田問題 中国不利認める

MSN産経ニュース:東シナ海ガス田問題 中国高官「裁判なら日本が勝つ」 不利認める 2008.3.12 01:30

 日本と異なり、中国では言論統制が行き届いているから、政治家や役人が政府の考えに反する事を公に口にすることは滅多に無い。「国際法はヨーロッパでできたものだから、裁判に訴えたら(同じ自由主義社会の)日本が勝つだろう」などと負け惜しみの言葉でお茶を濁してはいるが、これは、中国が自分の非を認めたと考えていいだろう。北京五輪を前にして的外れな論理で他国の領土を略取しようとしている醜態を世界にさらしたくないからだろうか。
 いや、それとも実は日本政府と水面下で妥協が成立し、自分の非を認めたと見せかけて天然ガスをごっそり持っていくつもりではないだろうか。今までの中国を考えると、そうした懸念を拭い去ることはできない。
 ガス田の一部は中国の排他的経済水域にも及んでいるので、中国にも取り分を認めることについては異論はないが、その割合について日本政府がまともな交渉をすることを期待する。



記事抜粋

 共同開発の対象海域などをめぐり日中両国の主張が対立する東シナ海ガス田問題に関する日中協議で、日本側が国際裁判所に結論を委ねることを提案したのに対し、中国政府高官が「裁判に訴えたら日本が勝つだろう」と指摘し、国際法上は日本の主張の方に理があることを事実上認めていたことが11日、分かった。その上で高官は「(裁判で)日本に負けるわけにはいかない」と述べ、国際裁判手続きに入ることは強く拒否したという。
(中略)

 18年から19年にかけての協議で、日本側は「中国の言う大陸棚境界論は30年前の理論だ。(日本に対し強硬的な)中国国内世論が納得する形で協議を妥結させるためにも、国際裁判所の勧告を受けたらどうか」などと、国際司法裁判所や国際海洋法裁判所の審判を仰ぐことを繰り返し提案してきた。国際裁判の手続きには、紛争当事国間の合意が必要だからだ。
 これに対し中国政府高官の一人は協議の場で、「国際法はヨーロッパでできたものだから、裁判に訴えたら(同じ自由主義社会の)日本が勝つだろう」と中国側の不利を認めた。また、その上で「相手がベトナムならばいいが、(裁判で)日本に負けるわけにはいかない」と強調したという。

(中略)

 国家間の境界画定をめぐる国際裁判の判例は、1960年代までは中国が主張するような大陸棚の自然延長論を採用した例もあった。だが、80年代からは、両国の海岸線から等距離に暫定的な中間線を引き、双方の海岸線の長さなどを考慮して一部修正する「等距離原則」が定着している。

(後略)

中国産毒餃子

 中国産の冷凍餃子に有機リン系殺虫剤メタミドホスが混入していた。健康被害も全国各地で多発している。

 これは、最近マスコミを賑わせている「表示と違う品種の鶏を使った」「冷凍保存していた和菓子の解凍日を製造日として表示した」などの食品偽造とは桁違いの問題だ。これらの事件では、少なくとも誰も腹を壊していない。

 このギョーザに入っていたメタヒドホスは強力な農薬で、中国でも今年初めから使用を禁止されたが、効き目が良いという理由で現在も使用されているという。(参考記事:産経新聞2008年1月31日朝刊2面主張

 上記記事には「問題の殺虫剤がどの段階で、どのように混入したのか、混入は広範囲なのか限定的なのか、故意か否かなどを含め、徹底した原因究明が必要だ。そのうえで厳重な防止策を求めたい。」とあるが、まずは警察などの捜査機関には原因究明に努めてほしい。

 今回の事件で、中国側の対応に興味深い記事がある。〈製造元とみられる中国河北省石家荘の「河北省食品輸出入集団天洋食品工場」の女性職員は同日、共同通信の電話取材に「なぜわれわれの製品だと証明できるのか」などと述べ、詳細について説明を拒んだ。女性職員は「誰が言っているのか。証拠があるのか」などとまくし立て〉たそうだ。
 開き直りも甚だしい。自分の工場で作られた製品だろう。食品の安全に対する責任感が欠如しているのか、それとも、日本人だから大丈夫だろうと腐った野菜のキムチを売りつけた韓国人のように、完全に我々日本人を舐めているのだろうか。
 中国共産党政府も似たような状態だ。〈中国輸出食品の安全性を主管する国家品質監督検査検疫総局〉は〈同総局の報道課は「事件は把握している」とした上で、「書面で質問申請を出してほしい。現時点では答えられない」と述べ、具体的な対応策は示さなかった〉という。(引用記事



 私のような貧乏大学生は、スーパーでついつい安い物を選んでしまうが、中国産には気をつけようと思う。
 そういえば、今年の正月に帰省したとき、地元のスーパー(福岡県大牟田市手鎌、上内・橘・元村から陸橋を渡って何キロか行って、ダイレックスの手前)に行ったら、中国産の冷凍ほうれん草がなんと10円で販売されていた。「お一人様5つまで」などの表示はなく、それどころが商品には霜が積もっていて、長期間売れていないと思われる。他にも、別のスーパーでは、ウナギの蒲焼の結構大きいのが380円くらいで売られていた。それより小さな国産品は900円くらいだったと思う。台湾産も600円くらいだっただろう。
 中国産段ボール製肉まんとか、ラーメンを食べたモンゴル人や歯磨き粉を使ったパナマ人が死んだとか、物騒なニュースが多いから、もう中国産は信用されていないのだろう。

 続きを読む
最新コメント
livedoor プロフィール
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ